病気と薬
どちらかというと医者嫌いで、少しぐらいの風邪なら医者に行かないようにしていました。数週間前ですが、少し体調が悪くなって、夜寝ることができないほど苦しみましたが不思議に熱はありません。くしゃみはよく出て鼻づまりも少しあったのですが朝方ましになりました。
このまま静養していれば、おそらく自然治癒できると思ったのですが、時間的ゆとりもできたので新しくできた医者に行こうと思いました。ほとんど治りかけているので、少し診察してもらい薬もほとんどでない治療を想像していたのですが、真逆でした。
まずレントゲンを撮らされ点滴を打ち、薬は点鼻薬と風邪薬と痛み止めなど山のように薬が出ました。
なんか、しっかり薬や診察で稼がなくてはという印象が非常に強く感じました。
自宅に帰ってからもらった薬はいっさい飲まず、半日で体は通常に戻りました。やはり医者にいったのは無駄なようでした。
昔読んだアーサー・ヘイリの小説で、ストロング・メディションという医学界と薬剤界を背景にした物語で、医者の息子が風邪で寝込んだ夜、妻は夫に子供に薬ぐらい飲ませてと言ったら、息子の父親は「そんなかわいそうなことできるか」と言ったセリフを思い出しました。アスピリンと消化の良い体のあたたまる食べ物を与えゆっくり休ませるのが正解らしいです。