現金がこの世から無くなる日がくるか
電子マネーがここ十年ぐらいの間に、参加企業も増えて世界的に進む中、このままではお正月のお年玉も電子マネーで渡す日が来るのではということを数年前に語ったことがありますが、それがすでに中国で現実になっているようです。
ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB、シンガポール大手銀)同社調査で中国人の75%が春節(旧正月)のお祝いに電子版の「紅包(ホンバオ=お年玉)」を贈ると回答した。デジタル化が急速に進んでいるとのことです。
個人的に、この世から現金が無くなればいいと思っています。その理由は、小売業の労務改善に大きく寄与すると思うからです。レジでの現金やり取りは結構神経を使いますし清算ごとに過不足など気になります。小銭を持ち歩くこともポケットが膨らみスマートとはいえません。自動販売機も小銭を入れる手間や時間の削減になりますし、いいことだらけだと思います。いったいデメリットはどこにあるのか分からない位ですが、いまだに日本は電子マネーの普及率は低いらしいです。
とくにお年寄りなど小銭を出すのがむつかしくレジで時間がかかったりして気を使う方も多いと聞きますが、カード払いなら素早く支払いができるのでおすすめしたいと思うのですが、現実は逆で若い人の使用比率が高いらしいです。
あと五十年もしたら現金はこの世から消えるかもしれませんね。そしたら銀行の業務も半減し企業規模も縮小するかもしれません。
一番危機感があるのは現金の情報を読み取り釣銭を出力したりする機械メーカーでしょうか。