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穴のあいたスプーン

先日、龍角散の広告で穴のあいたスプーンがあるというのをみて驚きました。一般的には粉薬をスプーンですくいあげ飲むとき口の中に粉を落とすことが難しいらしいとのこと。それなら最初から穴の開いたスプーンを使えば、簡単に粉を落とすことができるのではないかという発想です。

そもそも穴のあいたスプーンで粉がすくえるのかという考えなど誰も思い付かないし、粉をすくう前にこぼれ落ちるしそんなことは不可能だろうと思うのが常識的な考えだと思います。

ところがスプーンの穴の数(この場合は3つ)と大きさを調整すれば、粉自体が塊としてささえあい落ちないとのこと。専門的には粉体力学というらしいですが、口の中でスプーンをひっくりかえすことですんなりと粉を落とすことができるらしいです。もちろん粉とは薬のことで龍角散ですからのどの薬剤でしょう。

このような発想は、過去の常識で凝り固まった頭では思い付かず他からみたら非常識な考えで発明できるものだとあらためて思いました。

羽根のない扇風機や火のでないコンロなど数十年前なら非常識な発想でしたでしょう。そういった意味でも、このブログなんか文字を羅列しなくても記入者の気持ちがわかるような表現方法が近い将来、来るかもしれませんね。